浜松YEG総務委員会8月例会「YEGバーチャル企業視察」

浜松YEG

2015年09月01日 09:49

8月度のYEGバーチャル企業視察は2人のメンバーが発表してくれました。

一人目はHAPPY ROOM株式会社の仲秋尊博委員です。




HAPPY ROOMさんは不動産業を営んでいます。


浜松市の空き家情報はどこの会社でも案内することが可能になっています。そのため、差別化を図る必要があるのですが、HAPPY ROOMさんでは生活雑貨を並べて一見不動産屋さんに見えないようなお店作りをしています。その中の一つのアロマ商品はオーガニックにこだわった物作りをしています。

仲秋さんは開業3年目。今年だけでも浜松市で4件の設立があるように比較的簡単に始められる業種とのこと。従って各社お客様を獲得するために広告に費用を掛けたり、受付に可愛い女性を起用したりしています。

仲秋さんは顧客の対象を最初シングルマザーに設定しました。その結果、インターネットでの検索で上位に表示されるまでになりましたが、この顧客層は条件と価格面でありえない条件を希望される人が多くなかなか商売に結び付かなかったそうです。

そこで新たに取り組んだことが、リノベーションに強い不動産屋です。古いマンションをきれいにリフォームされた物件です。間取りを今風に変更し、職人とのコラボレーションによって生まれ変わらせた物件を案内し好評を得ています。

仲秋さんが最初自分の老後を考えて賃貸について関心を持ちました。しかし、不動産の仕事は結婚や離婚など人生の節目に立ち会えることや、お客様からお礼を言われ、やりがいを感じるようになりました。先輩からは、この業界には魑魅魍魎がたくさんいると聞かされているので、仲秋は誠実さを忘れないようにしています。


二人目は株式会社晴々の杉原勇樹委員です。




浜松で和酒専門の居酒屋さん晴々を営んでいます。

晴々さんが力を入れているのは3種の醤油で食べるお刺身と日本酒です。静岡で和酒専門と謳っているのはこちらだけです。日本酒や焼酎に関する講師も務めており、東京で講師を頼まれることもあります。日本酒は料理と上手に合わせるとお酒、料理共相乗効果を発揮して美味しくなるそうです。
利き酒師の資格を持っている杉原さんからはお酒の種類の違いや悪酔いしない方法などいろんなことを教えて頂けます。




現在、新しいお店の開店準備中です。9月末から10月初め頃に和フレンチのお店が誕生します。バルサミコの代わりに黒酢を使ったり、フレンチを和皿で提供したり、フレンチと日本酒を合わせたりと面白い取組を用意しています。オーガニックワインも準備するそうです。

和フレンチ HAREBARE

そんな杉原さんですが、4年前までは日本酒を飲めませんでした。京都に焼酎の勉強に行った際に泊まった民宿のマスターが日本酒を美味しく飲ませてくれたことに感動し、自分でも日本酒を提供出来るようになりたいと思い、利き酒師の資格を取りました。

晴々さんでは日本酒をそれにあったグラスで提供してくれます。香りがあるお酒はワイングラスで出てきたりと、そこから楽しいお店になっています。

Photo  永田 雅大委員
Writing 岡本 八大

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